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金銀象嵌の高彫りで造られた、光背が金色に輝く観音菩薩の煙管キセルです。煙草入れは撫子紋様です。
吸い口とか火皿の内側や縁の部分とかは、純金ではなく輝きからK18〜K22で造られていると思うのですが、刻印が無いため純度等詳細は不明です。
最後の画像のとおり金工師の刻銘が入っていますが、最初の文字は光だと読めるのですが、画像でご確認ください。
実用というよりも触って眺めて、当時の金工師の技術を愉しむのがいいと思います。
仏画などにも見られる観音菩薩様の意匠なので、静かな気持ちになれます。
サイズは煙管で長さ19✕胴径1cm位で、キセルだけで40gです。
※かばくんの独り言
竹が5gで残り35g、金の比重は銀の倍だから見た目で10g位か。純度をk20だとすると、だいたい金だけの価格で15万弱か。15万なら安いな。形にもなっているし、18〜20万と言われてもしょうがないなと。これを見た瞬間に触りながら思うのです。
(金の価格で物をみるんだ、卑しいな)
違うよ。そうじゃなくて、一つは好きか嫌いか意匠は何か、楽しめるか。一つは最高値をつけた金の価値ではどうか等、いくつかある購入時の判断材料の一つにするんだよ。
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